行政書士登録前(開業前)にしたこと

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1.事務所契約

1-1.自宅か賃貸か問題

実家で登録したかったのですが、登録には名義人の承諾が必要です。また、共有名義の場合、共有者全員の承諾が必要でした。(単位会によって違うかも)

ところが名義人のうちすでに死亡している者がおり、遺産分割協議が膠着状態ゆえに現在まで相続が行われていませんでした。一応必要な書類をほぼ集め、または作成したのですが、相続人のところを回るもやはり協議が進まず、相続は断念しました。令和6年より相続登記が義務化されペナルティがある旨も伝えましたが、あまり意味がありませんでした。

そういうわけで、登録したいなら賃貸事務所を借りるという選択肢しかありませんでした。

1-2.物件選び

物件を探すにあたって、まず場所について考えました。自宅の場所は七大都市の郊外(ベッドタウン)です。都市部に借りるか、自宅の近くにするかで少し悩みました。

都市部のメリット・デメリット

○住所、電話番号で信頼を得やすそう。

○物件の選択肢が多い。

○賃料の安い物件も多い。

×交通費、移動時間がかかる。

郊外(自宅近く)のメリット・デメリット

×小さめのテナントが少ない。

×住居用物件となるとお風呂等の不要な設備があり家賃がもったいない気がする。

×事業用として契約できる物件が少ない。(らしい)※不動産屋さんに聞いた話。

○交通費、移動時間が少なく済む。

結局「都会に通勤をしたくない」と思って自宅近くで探すことにしました。

不動産屋さんで「行政書士事務所として部屋を借りたいです。とりあえず一番安い物件がどんな感じか知りたいです。」と言って出てきた、風呂なしアパートの1室を内覧もせずに即申し込みました。

決めた理由は、家賃(相場の半額以下)と立地(駅と市役所に近い)です。

内覧しなかったので鍵をもらってから、室内のあまりのボロさと、トイレのすさまじい汚さに震え上がりました。(契約から3か月が契約した現在も地道に掃除と改修を続けています。)

1-3.付随する契約

  • 電気
  • 水道
  • インターネット
  • ひかり電話(電話とFAXで2番号)

2.購入したもの

登録前に用意したものは、机・椅子・書庫、職印や表札、PC・複合機・電話、六法や登録用写真などです。

ただし、この記事の主役は備品一覧ではなく、登録前にどんな流れで準備したかの体験記です。今から開業する人が「何を優先して買うべきか」を判断する場合は、必要度別に整理した最新版まとめを確認してください。

購入物の詳しい優先順位を確認したい場合はこちら。
関連記事:【2026年最新版】行政書士開業に必要なもの全部まとめ

3.登録申請

3-1.登録申請書類

申請書の作成について

PC上で文字を打って印刷したかったのですが、新規登録申請の手引きに「ボールペンで記入すること」とあったので、PDFを印刷してボールペンで記入しました。

本籍地の○丁目が本来漢数字のところアラビア数字で記入してしまったため、訂正の指示を受けました。

また、電話番号の後ろに手続中とかっこ書きしていたのですが、電話開通日よりも登録日が後であったため、それは不要であると削除の指示を受けました。

申請書に押印した印鑑は、職印の登録をするまでの間、職印の代わりとして使用するようでした。(登録後、単位会に提出する書類にその旨記載があっただけですので、本当に一時的な使用だとは思います。)

履歴書について

アルバイトの期間を記入すべきか、無職としてよいか電話で問い合わせたところ「どちらでも構わない」という回答でした。(単位会によって異なると思われます。)

仕事を2つ並行している期間については、始めた順番でどちらも記入すればよいということで、○年1月~自営業(登録後は廃業予定)、○年4月~A社(登録後も在職予定)という風に記入して提出しました。

身分証明書について

手引きには「破産手続き開始の決定を受けて復権を得ない者に該当しない者である旨を証明するもの。」とあり、当初そういう名前の証明書があるのかと思って探してしまいました。破産宣告の通知を受けていないことを証明する身分証明書を提出しました。

事務所の位置図について

グーグルマップを白黒で印刷したものに、赤ペンで経路と所要時間を書き込んで提出しました。

事務所の平面図について

フォトショップで作成しました。何も測ってないので縦横比や縮尺が正確ではありませんでしたが、おおよそで作成したものを提出しました。

証明写真について

何に使われるのか全く意識せずに5枚提出しましたが、行政書士証票や単位会の会員証に使用されていました。ちゃんとスタジオで撮っていただいて良かったと思いました。

3-2.行政書士会館へ提出

前もって予約をし、書類を持ってスーツで伺いました。受付で予約をしていた旨を伝え書類一式を提出。談話室のような場所で待っているようにと伝えられました。広報誌などがおいてあったので、それを眺めていたら20分ほどで呼ばれました。

その場で前述の訂正などをし、事務所現地調査の日程調整、登録日と証票の交付がいつごろになりそうかなどのお話がありました。その後受付に戻り、登録費用を支払いました。現金払いでしたので、お札をカウントする機械でカウントしていただきました。

4.事務所現地調査

ネットでブログ等を拝見していると、支部長先生が来てくださるパターンが多かったような気がしたのですが、当方では行政書士会の方がお越しくださいました。おそらく登録者数が多いためかと思います。(現地調査自体が行われていない単位会もあるそうですね。)

調査は何枚か事務所写真の撮影と、もし登録日が早くなっても大丈夫かの確認があったくらいで、備品が揃っているか等の確認はなく、要したのは10分程度でした。

私が「女性の会などはあるのか?」「ホームページの会員ページはいつから見ることができるのか?」等の質問をしたため、プラス10分くらいかかり、合計20分程度で終了しました。

以上です。何か思い出したら追記します。

開業後に実際に必要だったものを確認したい場合はこちら。
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この記事を書いた人:zai

このブログは、行政書士として開業した個人の実体験をもとに運営しています。
特別な経歴や人脈がある状態ではなく、有利とは言えない条件からのスタートでしたが、開業自体は現実的な選択として進めてきました。

開業準備で実際に必要だったものや費用、運用してみて分かったことなどを中心にまとめています。
これから開業を検討している方の判断材料として役立てていただければと思います。