行政書士開業におすすめのプリンター・複合機|ADF・FAX・A3は必要か

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行政書士として開業するとき、パソコンと同じくらい迷いやすいのがプリンター・複合機です。

「家庭用プリンターで足りるのか」「FAX付きが必要なのか」「A3対応を買っておいた方がいいのか」など、私も開業準備のときにかなり悩みました。

結論からいうと、開業直後から大きな業務用複合機を入れる必要はない人が多いです。特に自宅開業や小さな事務所で始める場合は、まずA4対応の複合機で十分なケースもあります。

ただし、行政書士業務は紙の書類やPDFを扱う場面が多いです。印刷だけでなく、コピー、スキャン、PDF化まで考えて選ばないと、あとから「スキャンが遅い」「複数枚の書類を読み込むのが面倒」「インク代が思ったより高い」と感じることがあります。

プリンター以外の開業備品も含めて全体像を確認したい方は、こちらの記事でまとめています。

【2026年最新版】行政書士開業に必要なもの全部まとめ|実際に買った備品・不要だったもの・費用感

この記事では、行政書士開業用のプリンター・複合機について、ADF、FAX、A3対応が本当に必要かを、開業直後の目線で整理します。

まずパソコンについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。スペックなどを整理しています。

関連記事:行政書士開業におすすめのパソコン|Word・Excel・PDF作業に必要なスペック

この記事でわかること

  • 行政書士開業にプリンター・複合機が必要か
  • ADF、FAX、A3対応をどう判断すればよいか
  • インクジェットとレーザーの違い
  • 最初から高額な複合機を買わなくてよい理由
  • ケチると後悔しやすいポイント

結論

行政書士開業直後は、まずA4対応の複合機で足りる人が多いです。

ただし、単なるプリンターではなく、コピー・スキャンまでできる複合機を選ぶ方が実務では使いやすいです。特に、複数枚の書類をまとめて読み取れるADFは、あるとかなり便利です。

目安としては、次のように考えると選びやすくなります。

機能開業直後の考え方
A4印刷ほぼ必要。家庭用でも対応しやすい
コピーあると便利。本人確認書類や控えの作成で使う
スキャンかなり重要。PDF管理をするなら必須級
ADF複数枚の書類を扱うなら重視したい
FAX業務分野や地域の運用次第。断定せず確認する
A3対応必須ではない人が多いが、扱う書類によって検討

A3やFAXは、人によって必要性が分かれます。所属予定の行政書士会、登録申請時の案内、取り扱う予定の業務、提出先の運用によって変わるため、購入前に最新情報を確認してください。

悩みやすいポイント

プリンター・複合機選びで悩みやすいのは、「どこまでの機能を最初から用意するか」です。

まず多いのが、家庭用プリンターで足りるのかという悩みです。開業直後で書類の量がまだ少ないなら、家庭用のA4複合機でも始められることはあります。ただ、印刷だけの単機能プリンターだと、コピーやスキャンが必要になったときに困ります。

次に、FAX付きにするべきかという悩みがあります。最近はメールやWebフォームでのやり取りも増えていますが、業務分野や地域、相手先によってはFAXを使う場面が残っている可能性があります。とはいえ、行政書士なら必ずFAX付き複合機が必要、とまでは言い切れません。

A3対応も迷いやすいところです。A3が印刷できると便利な場面はありますが、本体が大きくなり、価格も上がりやすく、置き場所も必要です。自宅開業の場合、かなり存在感があります。

また、インク代やトナー代も見落としがちです。本体価格が安くても、インクの減りが早かったり、純正インクが高かったりすると、長期的には負担になります。

選び方の基準

行政書士開業用のプリンター・複合機は、印刷機能だけでなく「書類をどう管理するか」まで考えて選ぶのがおすすめです。

印刷よりもスキャンを軽く見ない

開業前は、プリンターというと「書類を印刷する機械」と考えがちです。

でも実際には、スキャンの方が重要になる場面もあります。紙の資料をPDF化したり、本人確認書類の控えを保存したり、受け取った書類をデータで管理したりするからです。

行政書士業務では、紙とPDFを行き来することが多くなります。あとで探しやすいようにPDF化しておく習慣をつけるなら、スキャン性能はかなり大事です。

ADFはあると作業時間が変わる

ADFとは、複数枚の紙を自動で読み込んでくれる機能です。

1枚ずつガラス面に置いてスキャンする方法でも作業はできます。ただ、10枚、20枚と書類が増えると、かなり面倒です。開業直後は件数が少なくても、業務が増えるとスキャン枚数も増えます。

特に、紙の書類をPDFで保存したい人、控えをデータ化したい人、郵送前に書類一式を記録しておきたい人は、ADF付きの複合機を選ぶと後悔しにくいです。

スキャンしたPDF様式の変換、PDFの結合、分割、圧縮、OCR、ページの入れ替え、セキュリティ設定などは専用ソフトがあると便利です。PDFソフトについては、こちらの記事で整理しています。

関連記事:行政書士にAdobe Acrobatは必要?無料PDFソフトで足りる場面・足りない場面

FAXは業務分野と相手先で判断する

FAXについては、必要・不要を一律に決めにくいです。

行政書士業務でも、すべてのやり取りがFAXというわけではありません。一方で、相手先や業務分野によっては、FAXを使う場面が残っている可能性があります。

そのため、開業前から高いFAX付き複合機を必ず買うというより、まずは自分が扱う予定の業務でFAXが必要になりそうかを確認するのが現実的です。

登録申請や事務所設備に関わる部分については、所属予定の行政書士会に確認してください。運用は地域によって異なる可能性があります。

FAX付き複合機を選ぶ前に、そもそも行政書士事務所としてFAX番号を持つ必要があるかを考えておくと無駄が少なくなります。電話番号やFAX番号の考え方は、別記事で整理しています。

関連記事:[行政書士の電話番号はどうする?固定電話・050番号・スマホ・FAXの選び方]

A3対応は便利だが置き場所を取る

A3対応プリンターは、あると便利です。ただし、開業直後から必須とは限りません。

A3対応機は本体が大きくなりやすく、自宅開業だと置き場所に困ることがあります。価格もA4機より上がりやすく、インクやトナーのコストも含めて考える必要があります。

A3を使う頻度が低いなら、必要なときだけコンビニ印刷や外部サービスを使う方法もあります。頻繁にA3を扱う業務をする見込みがある場合は、最初からA3対応を検討してもよいと思います。

インクジェットとレーザーの違い

インクジェットは本体価格を抑えやすく、写真やカラー印刷にも向いています。自宅開業で印刷枚数がそこまで多くない場合は選びやすいです。

レーザーは文字印刷が速く、にじみにくく、印刷枚数が多い人に向いています。ただし、本体が大きめで、トナー交換の費用も確認が必要です。

どちらが正解というより、印刷量、カラーの必要性、置き場所、ランニングコストで判断します。

最初から高いものを買わなくてよい理由

開業直後は、プリンター以外にも準備するものがたくさんあります。パソコン、Office、PDFソフト、職印、名刺、ホームページ、会計ソフトなど、細かい費用が重なります。

その中で、いきなり大きな業務用複合機を契約したり、高額なA3対応機を買ったりすると、初期費用が重くなります。

もちろん、最初から書類量が多い業務を扱う予定がある人、事務所に来客が多い人、A3印刷が頻繁に必要な人は、しっかりした複合機を選ぶ意味があります。

ただ、多くの開業直後の人にとっては、まずA4対応の複合機から始め、足りない部分を外部サービスで補う方が現実的です。

A3印刷はコンビニや印刷サービスで対応できます。FAXもコンビニやオンラインFAXを検討できる場合があります。スキャン量が増えてから専用スキャナーを追加する方法もあります。

開業してみないと、自分がどのくらい紙を使うかは分かりません。だからこそ、最初は必要十分な構成で始める方が、無駄な出費を避けやすいです。

ただし、ここはケチらない方がよいポイント

高額な複合機は不要でも、ケチりすぎると後悔しやすいポイントがあります。

まず、スキャン機能です。印刷だけできるプリンターではなく、スキャンできる複合機を選ぶ方が実務では便利です。紙の書類をPDF化できないと、あとで管理が面倒になります。

次に、ADFです。絶対に必要とまでは言いませんが、複数枚の書類を扱うならかなり便利です。1枚ずつ手で置く作業は、件数が増えるほど負担になります。

そして、ランニングコストです。本体価格だけで選ぶと、インク代やトナー代で後悔することがあります。購入前に、交換インクやトナーの価格、印刷可能枚数の目安、純正品の入手しやすさを確認しておきましょう。

置き場所も大事です。大きすぎる複合機を買うと、机や棚の配置に困ります。特に自宅開業の場合は、生活スペースとのバランスも考えたいところです。

おすすめの選び方

私が開業準備中の人にすすめるなら、まずはA4対応の複合機を候補にします。

そのうえで、スキャン機能とADFを重視します。印刷速度や写真画質よりも、書類をスムーズにPDF化できるかを見ます。

FAXについては、最初から必ず付けるというより、扱う予定の業務や地域の運用を確認して判断します。必要になりそうならFAX付き複合機、まだ判断がつかないならオンラインFAXや後からの追加も含めて検討します。

A3対応も同じです。A3を頻繁に使う予定があるなら検討しますが、たまにしか使わないなら、コンビニ印刷や外部サービスで足りることもあります。

自宅開業で場所に余裕がない人は、無理に大型機を置かない方がよいです。A4複合機と外部サービスの組み合わせで始め、業務量が増えてから見直す方法でも十分現実的です。

また、PDF管理をしっかりしたい人は、プリンターだけでなくPDFソフトも一緒に考えるとよいです。スキャンした書類を結合、分割、圧縮、OCR処理する場面が増えるなら、Adobe Acrobatなどの導入を後から検討する価値があります。

パソコンとの接続も忘れずに確認しましょう。Wi-Fi接続、USB接続、スマホ印刷対応など、自分の作業環境に合うものを選ぶと日々の小さなストレスが減ります。

関連リンク

まず開業直後の候補として探しやすいのは、A4対応の複合機です。印刷、コピー、スキャンに対応していて、ADF付きのモデルを中心に比較すると選びやすいです。価格や在庫、キャンペーンは変わるため、最新情報は販売ページで確認してください。

A3印刷を頻繁に使う見込みがある人は、A3対応複合機も候補になります。ただし、本体サイズと置き場所、インクやトナーのコストもあわせて確認しましょう。

FAXを使う可能性があるけれど、複合機にFAX機能を付けるか迷う場合は、オンラインFAXサービスも比較対象になります。サービス内容や料金は変更されることがあるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問

行政書士にFAX付きプリンターは必要ですか?

必ず必要とは断定できません。メールやWebでのやり取りが増えている一方で、業務分野や相手先によってはFAXを使う場面が残っている可能性があります。登録申請や事務所設備に関わる部分は、所属予定の行政書士会に確認してください。

A3対応プリンターは買うべきですか?

A3を頻繁に扱う予定があるなら検討する価値があります。ただし、A3対応機は本体が大きく、価格も上がりやすいです。使用頻度が低いなら、コンビニ印刷や外部サービスで対応する方法もあります。

家庭用プリンターで開業できますか?

開業直後で書類量が少ない場合は、家庭用のA4複合機で始められることもあります。ただし、印刷だけのプリンターではなく、コピーとスキャンができるものを選ぶ方が安心です。

ADFは必要ですか?

必須ではありませんが、複数枚の書類をスキャンするならかなり便利です。行政書士業務では紙の書類をPDF化する場面があるため、長く使うならADF付きの複合機を選ぶと作業時間を減らせます。

レーザーとインクジェットはどちらがよいですか?

印刷枚数が少なめでカラーも使いたいならインクジェット、文字中心で印刷枚数が多いならレーザーが向いています。本体価格だけでなく、インクやトナーの交換費用、置き場所、印刷速度も含めて判断しましょう。

許認可系では写真が必要な業務もよくあるため、開業直後はカラー対応のインクジェット複合機から始める人も多いと思います。業務内容や印刷量に応じて、後から機材を見直していけば十分かなと思います。

まとめ

行政書士開業用のプリンター・複合機は、最初から高額な業務用機を用意しなくても始められる人が多いです。

まずはA4対応の複合機を基本に考え、コピー、スキャン、ADFの有無を確認しましょう。特にスキャンとADFは、紙の書類をPDFで管理するうえで便利です。

FAXやA3対応は、人によって必要性が分かれます。業務分野、提出先、所属予定の行政書士会の運用によって変わる可能性があるため、購入前に最新の案内を確認してください。

本体価格だけで選ばず、インクやトナーのランニングコスト、置き場所、PDF管理との相性まで見ると、開業後に後悔しにくくなります。

開業前に必要なものを知りたい方はこちら
【2026年最新版】行政書士開業に必要なもの全部まとめ

開業後に実際に必要だったものはこちら
行政書士開業後に「結局必要だったもの」

この記事を書いた人:zai

このブログは、行政書士として開業した個人の実体験をもとに運営しています。
特別な経歴や人脈がある状態ではなく、有利とは言えない条件からのスタートでしたが、開業自体は現実的な選択として進めてきました。

開業準備で実際に必要だったものや費用、運用してみて分かったことなどを中心にまとめています。
これから開業を検討している方の判断材料として役立てていただければと思います。

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